こんにちは😊
大田区平和島にある歯医者
東京流通センター歯科クリニック ブログ担当です✨
今回はくさび状欠損(WSD)についてお話したいと思います。
くさび状欠損(WSD)とは?
くさび状欠損とはエナメル質とセメント質の栄目である歯茎部がくさび状に削れてしまう症状のことです。
程度によりますが、歯がこのような状態になると、冷たいものがしみやすく知覚過敏の原因にもなります。また、痛みがあまりに酷いと神経を取らざるを得なくなったり、進行しすぎると歯が折れてしまうこともあります。
それでは一体どのような原因でこのようになってしまうのでしょうか?
また、どのように治療していくのかお話します☺️
くさび状欠損(WSD)の原因
くさび状欠損(WSD)の原因として挙げられるのは、以下の2点と考えられています。
①「過剰な食いしばり・歯ぎしり」
強く歯を噛み合わせ時に歯は若干たわみ、力の集中するところで歯が壊れてしまいます。
②「過度な歯磨き圧」
継続的に強い力で歯を磨いていたり、硬い毛先の歯ブラシを使用していると、歯茎を痛めてしまい、歯茎が下がりやすくなります。そして、歯茎が下がるのに伴い、歯茎の中に隠れていた歯根が露出し始めます。
すると、歯の質が弱い歯根の表面は柔らかく、簡単に削れてしまいます。
それが積み重なって歯の根本が次第にくさび状にえぐれてしまうのです。
くさび状欠損(WSD)の治療
治療にも段階があるので、軽度なケースと重度なケースに分けてご説明します。
◆軽度なケース◆
軽度なケースは歯科医師の目で見てかけてるなと判断できる程度の欠けが認められる場合です。
冷たいものが染みない場合はそのまま経過を追っていくこともあります。
症状がある場合はしみる部分にコーティングのお薬を塗ります。
それでも良くならない場合はプラスチックの材料をつめていきます
◆重度なケース◆
重度なケースは、誰がどう見ても欠けているとわかる場合です。
ここまで欠けていると、歯そのものの形を回復させてあげる必要があるため、プラスチックの材料をかけているところにつめる治療を行います。
プラスチックの材料では強度が足りない場合は周りの歯を削って被せ物を作ることもあります。
深刻なケースだと神経が露出していたり、歯が折れてしまうこともあり、そういう場合は神経を取り除き、根っこの治療を行なう必要があります。
くさび状欠損(WSD)の予防
①歯磨きの圧を適正にするため歯医者さんで歯磨きの指導を受けてみる。
②硬い歯ブラシの使用している場合は歯医者さんで相談して自分に合ったものを選んでもらう。
③研磨剤入りの歯磨き粉を使用している場合は研磨剤なし、低研磨のものに変えてみる。
④マウスピースを作成し、就寝中の歯ぎしりによる過度な噛み合わせの負担を軽減させる。
くさび状欠損は早期発見、早期治療、改善することで酷くなるのを防ぐことができます。
最近、歯茎が下がってきたな、歯の根元がえぐれてきたな、歯がしみるな、など感じることがあれば一度歯医者さんを受診してみて下さい😊
当院では治療はもちろん、歯科衛生士による歯磨き指導も行っております。
患者様一人一人に合った、歯ブラシ、歯磨剤のご提案もさせていただいております。
お口のことで、お困り、お悩みのことがあればぜひ当院にご相談下さい✨
皆さまのご来院心よりお待ちしております💓
- 育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、
「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。
今後も徹底したコロナ対策、感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。
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