大田区平和島の歯医者、東京流通センター歯科クリニックの歯科衛生士萩森です。
やっと秋らしい気候になり、秋の味覚も出始めました。
そろそろ、遅れていた衣替えをしなくてはと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
今日は2007年にフランスで発表された論文のお話をしたいと思います。
歯周病菌が出す毒素(リポ多糖)をマウスの皮下に4週間連続して埋め込んだ結果、肝臓と脂肪組織に脂肪が沈着して体重が増加しました。
歯周病菌から出たリポ多糖が、歯肉の炎症部分から血液中に入り込んでいくので歯周病があると肥満に結びつくのです。
そして肥満になるとインスリンの分泌が少なくなり働きが悪くなって、結果糖尿病に結びついてしまいます。
さらに、歯周病から肥満、糖尿病に結びつくメカニズムはメタボリックシンドロームと強い関係もあります。
お口の健康は全身の健康に大きく関係します。
日々のブラッシングと定期的な検診によるプロケアでお口も体も健康に保ちましょう。