こんにちは 大田区平和島の歯医者
東京流通センター歯科クリニック 事務担当です。
今回はお子様の仕上げ磨きについてお話し致します☆
皆さんはご自身が子供の頃歯磨きってどうしていましたか?
私はとにかく歯磨きが嫌いな子供だったようで
両親や兄・姉を困らせたようです( ; ; )
今やっと歯科医院で働き歯科の正しい知識をみにつけられて本当によかったなぁとしみじみ思います。
↓よく親御さんから質問を受けるのですが↓
仕上げ磨きって、いつまでしてあげたらいいんでしょうか?
目安として小学校3年生までは、必ず保護者の方が歯磨きの仕上げをしてあげてください。この頃までは、乳歯と永久歯が混合して生えており、歯並びが複雑なので、お子さまの歯磨きだけでは磨き足りません。赤ちゃんの時のように全部磨く必要はありません(それではやる気を損ねてしまいます)。足りないところを補うつもりで、磨きにくいところ(例えば生えたばかりの永久歯など)を中心に仕上げ磨きをしてあげましょう。その際は、お子さまのヤル気を高める声かけや褒め言葉をお忘れなく。
仕上げ磨きを卒業した後も、心配なようであればお子さまの歯磨きを見守ってあげてください。きちんと歯磨きをしてムシ歯や歯周病を予防することは大切なことですから、これは決して過保護なことではありません。この時期に歯磨きが身に付くことによって、一生自分のものになることでしょう。
仕上げ磨きの仕方とコツ
日本では90%のご家庭で仕上げ磨きが行われていますが、「そもそも仕上げ磨きってどうすればいいの?」と悩んでいる方も多い様です。
効果的な仕上げ磨きの方法を参考にして、お子さまの歯を守りましょう。
仕上げ磨きの方法
歯磨きの基本
毛先を歯の面にまっすぐあてるハブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間に、きちんとあてる
軽い力で動かすハブラシの毛先が広がらない程度です
小刻みに動かす5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1~2本ずつ磨く
- 1か所につき20回以上歯垢(プラーク)はなかなか取りきれないため、丁寧に動かしましょう。ブラッシングの時間は3分以上が目安です。強い力で動かすとハブラシの毛先が広がって歯ぐき(歯肉)を傷つけたり、歯垢(プラーク)が逆に取れにくくなったりします。さらに子どもが痛がり、歯磨きを嫌がる原因になってしまうこともあります。
磨く場所とタイミング
乳歯の時期は、むし歯になりやすい「奥歯のかみ合わせ上下左右4箇所」「上の前歯」を十分に気をつけましょう。ママの利き手側の犬歯も、歯磨きがしにくいため、要注意の場所です。
食事のたびに、お子さんが歯磨きした後にママが仕上げ磨きをしてあげるのがベストですが、毎食後が難しい場合は、夕食後やおやすみ前を日課にしましょう。
寝ている間は唾液の量が減り細菌の量が増えてしまい、起床時には夕食後の約30倍になります。
仕上げ磨きの姿勢
口の中が見やすく、安全で歯磨きしやすい姿勢として、ひざの上か、保護者が子どもの後ろに回り頭をお腹や脇で固定して歯磨きしてあげるのがおすすめです。
子どもが上手に立っていられないうちは、保護者のひざの上に寝かせることをおすすめします。ハミガキ剤を使い始めたら、唾液やハミガキ剤を飲みこみにくくするために、子どもを立たせて歯磨きしましょう。
仕上げ磨きを始める時期は?
乳歯が生えてくる8か月頃が、歯磨きスタートのタイミングです。始めの時期は、まずはハブラシに慣れることが大事です。奥歯が生えてくる1才6か月頃までには、歯磨き習慣ができることを目指しましょう。
また次回もお子様の仕上げ磨きについてお話し致します☆
育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。
今後も徹底したコロナ対策、感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。
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