こんにちは 大田区平和島にある歯医者
東京流通センター歯科クリニック 事務担当です。
今回も予防歯科についてです☆
定期メンテナンスの効果についてお話致します☆
定期メンテナンスの効果
欧米での臨床研究により、「定期メンテナンスを継続することにより、約98%の歯を守れることができる」ということを明らかにしました。
定期メンテナンスを受け続けた人と、定期メンテナンスを受けなかった人で比較すると虫歯の発生率が、4年間で約14倍、6年間で約69倍の差に広がることを明らかにしました。
そして、定期メンテナンスを受け続けた人は、30年後の喪失歯数が全ての調査年代を含めても平均0.6本であり、喪失歯が1本にも満たなかったのです。
この研究成果が明確に示したように、歯の定期メンテナンスは、自分の歯を守るという目的に対してとても有効であるということをご理解いただけると思います。
一方、80歳時点の日本人を対象とした調査では、残存歯数が10本前後程度といわれています。
成人の歯の数は親知らずを含めないと28本なので、この日本人を調査した結果は、歯の総数に対して半分以上の歯を失っていることになります。
これに対して欧米諸国では約20本の歯が残っているといわれています。
高齢時における日本と諸外国とにおける残存歯数の違いは、何に起因するのでしょうか?食糧事情でしょうか?遺伝的な違いからでしょうか?実はこれら2つの違いではありません!
日本では「痛くなってから」歯科医院に行くという傾向が強いですが、歯科医療先進国である欧米では「痛くならないように」普段から定期的に歯科医院でメンテナンスを受けるというのが習慣となっています。
高齢者における残存歯数の大きな相違は、頻繁に歯科医院でプロの診断を受けているのかそうではないのかという違いです。
歯科医院に対する意義づけが日本と欧米諸国とで全く異なり、それが残存歯数に大きな影響を及ぼしているということがご理解いただけると思います。
皆様もご自身の将来におけるお口の健康を考えて、歯科医院に対する概念を一新しませんか。定期的に、歯のメンテナンスをプロの手で行うことを始めて、ご自身の歯を生涯使えるようにする試みを行いませんか。
「予防」を始めましょう
歯科医療において、本当に大切なことは虫歯や歯周病などが発生するのを防ぐことです。歯科医院で痛くなってしまったあるいは大きな穴があいてしまった虫歯などを治療することだけが本意ではないのです。
成人の虫歯治療の70~80%が、新たにできた虫歯の治療ではなく、過去に治療した歯の不具合あるいは虫歯の再発による再治療であるというデータがあります。
完治したはずの虫歯が、長い年月を経て復活してしまっていることが多発しているのです。このデータから「予防」が重要因子になっていると読み取れます。
当院が取り組んでいる重点課題は、虫歯や歯周病などを新たに発症させないこと、発症してしまった虫歯や歯周病などを再発させないことです。
すなわち、われわれが注目しているのは、「予防」です。
お口の状況を定期的にチェックしていると、わずかな変化を察知し、直ちに対応することができます。
つまり、虫歯や歯周病などを重症化する前に未然に防ぐあるいは治療することができるのです。
これら課題に対応することによりは、患者様の精神的・肉体的・時間的・経済的負担を軽減することができます。
予防をしっかりすることによっていろいろな負担がへらせるのは嬉しいことですよね(^^♪
通院してくださっている半分くらいの方は1カ月検診・3カ月検診の方です☆
虫歯治療をしっかり行って定期検診デビューしましょう☆
育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、
「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。
今後も徹底したコロナ対策、感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。
皆様のご来院お待ちしております♪