こんにちは! 東京・大田区の歯医者、東京流通センター歯科クリニックの伊藤です。
タイトルを見て、ドキッとしたそこのあなた。
そう、最近熱いものが歯にしみるあなたです。
すぐに歯医者へ行きましょう!
まず、冷たいものがしみる場合のことを考えてみましょう。
冷たいものがしみるときは、多くの場合「知覚過敏」が原因です。
知覚過敏は、歯茎が下がるなど様々な原因で、
歯の神経に刺激が伝わりやすくなってしまう状態です。
簡単に言うと、歯の“外側”に問題があり、冷たさが伝わりすぎてしまう、という感じ。
一方、熱いものがしみるのは、
「歯髄炎(しずいえん)」が原因であることがほとんどです。
歯髄というのは、歯の神経のことと言うとイメージがつかみやすいです。
(実際は神経以外の組織も含みます)
そこが炎症を起こしている。
つまり、歯の“内側”そのものに問題があるということです。
こうなってしまうと、基本的には抜髄、
つまり神経自体を取り除くことでしか痛みをなくせません。
(もちろん本当はもう少し複雑な診断が必要になる場合もあります)
いずれにしても、熱いものがしみたら要注意!であることは間違いありません。
歯の“中身”がダメになっている可能性が高いのですから。
我々歯医者の出番です。
歯髄炎になったら、
まず歯の根っこの中の「神経」をキレイに取り除き(抜髄)、
根っこの中に詰め物を詰め(根管充填)、
その上に土台を立て(支台築造)、
最終的なかぶせ物をつける(補綴)、という流れで治療を行います。
根っこの治療には時間がかかることが多いですが、
きちんと治療を行うことができます!
放置すると抜歯以外の選択肢がなくなってしまいますが、
早めに治療することで、自分の歯を残して、
十分快適に食事できたりお口の健康を維持できたりする可能性が高まります。
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ぜひお気軽にご相談くださいね。