こんにちは 大田区平和島にある歯医者
東京流通センタ―歯科クリニック 事務担当です。
今日は唾液の働きについてお話します☆
みなさん唾液はどんなイメージがありますか?
酸っぱいものを食べたり想像したときにでる!なんてイメージが強いと思います。
実は唾液にはお口の中の健康をも守ったり
体の健康を守る作用があるんです!
どんな働きがあるの?
- 消化作用・・・・・食べ物の消化を助ける・胃腸の負担(消化)を軽減する。
- 粘膜保護作用・・・口腔内の湿潤性を保つ
- 潤滑作用・・・・・食物の嚥下を潤滑にする
- 抗菌作用・・・・・細菌や真菌を減らす
- 緩衝作用・・・・・pHの調整(酸を中和して、口の中を中性に保つ)
- 浄化作用・・・・・洗い流す
- 再石灰化作用・・・脱灰した歯質を石灰化する (むし歯を防ぐ)
- 味覚作用・・・・・味を感じやすくする
- 排泄作用・・・・・体内に投与された薬物、化学物質、貴金属は、血中濃度が高い場合唾液中に排泄される。
- 水分代謝作用・・・体が脱水状態になると、唾液の分泌速度が減少する。その結果口腔乾燥状態になり、情報が伝達され、尿の生成を抑制し、飲水行動を促進する。
- 歯質保護作用・・・唾液のタンパク質や糖タンパク質は歯質にペリクルという薄い膜を作り、酸が歯を溶かすことを防ぐ。
こんなにいっぱいの作用があるんです!
唾液はとってもいい働きをしてくれています✨
大きい唾液腺は3つあり(90%は大唾液腺から分泌されます。)
- 耳下腺 (サラサラ) 耳の前、上の奥歯のあたりにある 人間の体の中で最大の唾液腺
- 顎下腺 (サラサラ・ネバネバ) 下顎の内側のやわらかい部分にある
- 舌下腺 (ネバネバ) 下顎の先のとがった部分の内側にある
性質も分泌される唾液腺によって違いがあります。
引用 https://www.chugokuh.johas.go.jp/pdf/regionalPartner/renkei_news/topics170918_09.pdf?20200904
唾液の分泌量
1日に約1000~1500ml
安静時 毎分0.3~0.4ml
刺激時 毎分1~2ml
思っている以上に唾液が分泌されているんです!
唾液分泌が減少してしまうと
- 嚥下障害
- 咀嚼障害
- 発音障害
- 味覚障害
↑を引き起こすことも・・・(+_+)
さらに口腔乾燥が進んでいくと自浄作用が低下してしまい
虫歯や歯周病がすごく発症しやすくなってしまいます。
唾液分泌 減少してしまう原因は↓
- 口呼吸
- ストレス
- 噛む回数が少ない
- 喫煙
- 加齢
- 薬の服用
- 水分不足
- シェーグレン症候群
などがあります。
唾液を増やすには(ドライマウス予防)
- よく噛んで食べる(咀嚼時には通常の10倍以上分泌されるともいわれています。)
- 水分をたくさん摂取する(1日1000~1500mlが理想です。)
- 歯肉・マッサージ(歯磨きの時に、歯ブラシ、または指で歯茎や舌の裏などを優しくマッサージして刺激を与えると、口周りの血行が良好に。)
- 唾液腺マッサージ ←次回詳しくお話しします。
- 保湿ジェルなどの使用
保湿ジェル
舌がパサパサするなどの口腔乾燥を防ぐ方法で、ご自身でできるものは、保湿ジェルです。
保湿ジェルは、歯科医院だけではなく市販のものもあります。
保湿剤配合のマウスウォッシュもありますが、アルコールが含まれている場合には、かえって口腔乾燥を起こすことがあるのでご注意ください。
保湿ジェルは、舌や頬粘膜の乾燥がひどい場合に粘膜に塗って使用します。舌苔(ぜったい)ができている場合に有効です。
しかし、日中は食事や唾液によって塗布したジェルが取れていくので長時間は保てません。
ですから、就寝前に舌に保湿ジェルを塗ることをおすすめします。寝ているときに口呼吸になっている人が多いですが、保湿ジェルを塗ることで防ぐ効果があります。
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育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、
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