こんにちは

大田区平和島にある歯医者 

東京流通センター歯科クリニック ブログ担当です。

 

皆さん毎日しっかり歯磨きしているのに、虫歯になったり歯肉が腫れていたりすることありませんか

実はしっかり歯磨きしているつもりでも、磨けていない方多いんです!

食べカスなどは目に見えるので一生懸命落としますが、プラーク(歯垢)はどうでしょうか

歯の表面に付くヌルヌル、ザラザラとしたプラークには、たくさんの細菌が潜んでおり、虫歯や歯周病の原因になります。

また、表面がザラつくことによってそこに汚れがつきやすくなりどんどんプラークが溜まっていきます。

しかし、プラークは歯の色と似ているため、目視だけでは付着しているのかどうかがはっきりとはわかりません。

歯磨きでプラークを綺麗に落とすには、まずはそのプラークをはっきりと可視化してあげることが1番の近道です

そこで、染め出し液を使ってプラークを染め出していきます。

当院でもブラッシング指導時には染め出し液を使って、患者さまとどこが磨けていないのか一緒に確認していきます。

これにより、普段の歯磨きで磨き残している場所を目で確かめることができ、歯磨き方法を改善することができます。

 

☆染め出し液について☆

染め出し液とは、歯に付着しているプラーク(歯垢)を染め出して、目で確認できるようにするためのものです。

現在市販されている染め出し液は、合成食用色素を使用したものが大部分を占めています。

その色素は食品の色付けにも使用されているものなので飲み込んでしまっても大丈夫です!

 

染め出し剤は赤、赤と青の二色、青に染まるものがあり、形状としては液状のもの、錠剤、ジェル状のものが市販されています。

 

当院では赤と青の二色に染まる液状タイプのものを使用しています。

赤く染まったプラークは新しいプラーク、

青く染まったプラークは古いプラークです。

この判断によって、歯ブラシが当たっていないところが一目でわかります。

染め出し液の使い方

①普段の歯磨きをした後、染め出し液を含ませた綿球で歯の隅々まで塗ります。

 ご自宅でやる時は綿棒に含ませてやるとやりやすいです

 ※染め出し液はお口の回りについても徐々に落ちていきますが、当院ではつきにくく

  落ちやすいように処置前にワセリンをお口の回りに塗っています。

  ご自宅でやる時もワセリンやリップクリームをお口の回りに塗ってからやって

  いただくとつきにくいですよ♪

②お水でお口をゆすぎます。

 この時にゆすいだお水がお洋服につくとシミになりますので、お洋服につかない様に

 気をつけて下さい。

 ③磨き残しを鏡でチェックします。

色がついて残ったところはプラーク(歯垢)が付着しているところ、つまりしっかり磨けていない場所になります。

 

④どこの歯のどの部分が磨けていないのか確認しながら、色がついたところがなくなるまで、丁寧に歯磨きをしてプラークを落としていきます。

 

毎日しっかり磨いてるつもりでも染め出し液を使うと、残っているプラーク(歯垢)が意外とあります。染め出し液を使って目で確認することで、ご自身の歯磨きの改善点が見えてきます

いつもと同じ場所が染まるようであれば、歯磨き方法を改善していく必要があります。

当院では衛生士が染め出し液を使ったブラッシング指導を行なっております。

染め出し液を使ってご自身の磨き残しをチェックして、磨き残しのない綺麗な歯を目指しましょう✨

育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、

「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。

今後も徹底したコロナ対策、感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。

皆様のご来院お待ちしております♪

 

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