こんにちは。歯科衛生士の吉野です。

今年も残り1ヵ月となりました(^^)

先日、土屋和子先生のセミナー「できる!歯周病の生涯コントロール」に参加してきました。

その中の一部をご紹介したいと思います。

「バイオフィルムの病原性は歯周ポケットの状態によって変わる」

バイオフィルムとは、歯の表面にできる微生物と微生物がつくる菌体外多糖などの生産物が集まってできた構造体です。

皆さんが毎日歯ブラシで落としているプラーク(歯垢)も、最近はバイオフィルムと呼ばれています。

歯周ポケットから出血がある時、そのバイオフィルムは高い病原性をもつようになり、歯周病が進行します。

慢性歯周炎に強く関与している歯周病菌は2ヶ月で繁殖すると言われています。

つまり、歯周ポケットがあり、特に出血があり炎症がある方は、2ヶ月に1回ポケットの中の洗浄を歯科で行うようにしましょう。

定期的に通院することで、歯周病の予防、悪化を防ぎながら、生涯おいしものが食べられると思います(^^♪